長野本社
野菜部
H.K
2017年入社
全国の産地と売り場をつなぐハブ市場の役割。
入社1年目から長野本社野菜部で、小松菜や水菜、春菊、青梗菜などの葉菜類を担当。ハブ市場の営業として、一大産地の茨城県を中心とする関東をはじめ、東北や北陸などの農協や組合とも取引し、販売先も県内外広くやりとりをしています。中でも個人的な売上は北陸の量販店が多くを占めており、電話でしか商談ができないことも。そこで、地域性も踏まえつつ、値段、産地、品質など、お客様のニーズを的確に探るよう心がけています。お客様自身も競合他社との差別化を意識しているため、求められる商材は可能な限り応えるように産地も開拓。そうした中で、自分の扱った野菜が店頭に陳列されているのを見ると、社会に貢献している醍醐味を感じます。一方、出荷は天候に左右されるため、必ずしもお客さまが希望する数量が確保できる確約はありません。そこで、常に産地とコミュニケーションを取って情報収集することが、この仕事ならではの難しさであり、面白さでもあります。
迅速な対応と地道な努力で顧客を開拓。
印象に残っている仕事は、以前に社内の全拠点で下から2番目の売上だった小松菜を、私に引き継いでからトップに引き上げられたこと。1年間かけて、これまで取引のなかった県内外の量販店や仲卸に毎日電話し、コツコツと販路を広げたことが売上につながりました。成功の秘訣は、お客様の要望にすぐに応じること。決して逃げずに細かく対応すれば、お客様は必ずファンになってくれます。世の中には当社以外にも市場があり、お客様は必ずしも私から購入する必要はありません。結局、いかに選んでもらえるかは、人と人とのつながりです。結果的に販売先が広がって各地から受注できることは楽しく、産地からも多くの野菜を出荷してもらえるようになりました。さらに私の担当品目外の取引にもつながり、会社全体の売上アップにも貢献できたことはうれしく思っています。
長野本社
果実部
A.K
2017年入社
リアルタイムでの産地情報を武器に営業に努める。
果実部の中で私は、長野県産の果物を取り扱い、北海道から沖縄、遠くは東南アジアまで、産地とお客様をつないでいます。モットーは、味も品質もよくて収穫量も豊富な長野県産の果物の魅力を広く伝え、自分を頼って発注してくれるお客様の期待やニーズに応えるべく、全力で荷物を集めること。そのために、産地に行っていち早く週の出荷量や品質の情報を集め、どこよりも早くお客様に伝えることを心がけています。実際に産地に足を運ぶことで生の情報が得られますし、出荷量が少ない時季でも欠品を出さないよう「なんとか数量を確保したい」とお願いすると、ある程度の融通を効かせてもらえます。産地に深く入り込めるのは、産地市場で地物を扱う営業ならではの強さだと感じています。
日々の交流で生産者とも信頼関係を構築。
「やるからには、とことんやる」のが自分なりの営業の仕方。時期になれば毎日、農協はもちろん、出荷組合や生産者を訪ねています。最初は相手にしてもらえなかった生産者も、日々通って会話をする中で、少しずつ剪定を教えていただき信頼関係が築けるようになりました。今ではゴルフを教えてもらえる仲になった生産者も。大切に育てた果物を預けてもらえるようになり、その荷物をお客様にきちんと届けられたときは達成感を覚えます。また、毎日多くの生産者と話す中で知識が増えて会話の幅が広がり、そこからさらに人の輪が広がることもやりがいです。目標は、産地や生産者からもお客様からも信用される営業になること。信頼関係の構築は時間がかかりますが、信用を失うのは一瞬なので、これからも顔の見える関係を大切にしていきたいです。
長野本社
営業企画課
A.S
2005年入社
色々な人の話をよく聞くようにしています。
入社後に野菜部の営業を5年経験した後、10年ほど前に企画開発を行う部署へ。特殊品目や伝統野菜、オーガニックなどの少量多品種の流通経路を確保したり、ホテルやレストランなど、クライアントの希望に沿った商品の開発を主に担当しています。細かく、品目が多岐にわたる青果物の取り扱いは、業務が複雑で大変ですが、顧客 一人ひとりに対して、隅々にまで目を配り、細やかな対応を心がけています。どんな情報がいつ、何に役立つかわからないので、何気無い会話でも、とにかく出会った人それぞれの話をしっかり聞くようにしています。
お客様と一緒に作り上げていくのが好き。
数少ない女性営業として、大変なこともありましたが、今まで続けてこられたのは「あなただから任せる」と、生産者や販売先の方が信頼を寄せてくださっているから。青果物を使った商品作りでは、お客様との打ち合わせを重ね、様々な業者さんと協力しながら試行錯誤を繰り返します。苦労した分、出来上がったものが店頭に並んでいるのを見た時には感動!そして何より、完成品を生産者のもとにお持ちして、喜んでいただいたときは嬉しさでいっぱいになります。これからも長野県の産地市場として、県内青果物の魅力を様々なカタチで伝えていきたいですね。
あまりの美しさと美味しさで胸がいっぱいになりました。
上田本社
果実部
A.H
2013年入社
安定した流通を守る産地と販売店のつなぎ役。
シャインマスカットなどのぶどうをメインに、西瓜、桃、いちごやみかんなど、果実の主力品目を担当しています。お客様が重視するのは、品質や味、価格など、取引先によって多種多様。同じ果物でも季節によって希望が変わるため、どの産地の何の品種をチョイスするか、毎週商談し、日々産地とも連絡を取り合って数量や品質を掛け合っています。また、近年は生産者の高齢化が進み、栽培面積も縮小傾向にある中で、流通が滞らないよう長期スパンを見越して計画的に数量を確保することも不可欠です。そこで、販売店のバイヤーを産地に連れていって直接交渉することも。そのうえで、私たちの役割は生産者が農協に出荷してくれた青果をお預かりして販売するので、ただ商品を横流しするのではなく、どれだけ付加価値をつけて提供できるかが大切です。最終的に消費者に買ってもらえなければ意味がないので、販売店にも消費者にも喜んでもらうために独自パッケージやギフト化などのアレンジで、産地と販売店のつなぎ役として何ができるかを常に意識しています。
関わる全ての人が喜ぶ関係づくりを。
やりがいは、自分が納めた果物がスーパーなどに並ぶ様子を子どもに見せてあげられること。その中で消費者が手に取って買ってくれるのを見ると、この仕事をやっていてよかったと実感します。だからこそ、実際に店頭での売価が商談したとおりか、陳列のレイアウト、鮮度などの品質チェックも欠かせません。大事なのは、皆さんに購入していただき、生産者にきちんとお金が還元できること。その結果、産地から「あなたに営業してもらえたから今年は良い生産ができた」などと言っていただけると、喜びもひとしおです。この仕事は、産地や販売店とコミュニケーションを取って課題をクリアし、皆でひとつの作品を作り上げる感覚に似ています。おいしい果物を全国の食卓に届け、気軽に楽しんでもらうために、これからも世の中の情報にアンテナを張りつつ、付加価値のある果実の提供に努めていきます。
上田本社
野菜部
M.S
2017年入社
業務を円滑に進めるために欠かせないコミュニケーション。
営業スタッフ職として、日々営業職が効率良く仕事をできるようにサポートしたり、営業職が社外に出る際には、社内で各担当の伝票処理や顧客対応、産地対応などの代行業務を行っています。個人の品目としては少しだけ輸入野菜を販売しており、自ら商談に参加する場面もあります。担当者が不在時にも産地や顧客とも滞りなく業務が進められるよう、日々チームの皆さんとコミュニケーションを取ることを心がけながら働いています。
認められ、頼りにされる嬉しさがあります。
代行業務をする上で、担当不在時に当たり前のようにこちらに連絡が来たときは、認められたような気がして嬉しかったです。私たちが、営業職と同じように臨機応変に仕事をすることで、職場環境やそれぞれの生活環境を改善できるようにもなってきているため、役に立っている実感を得るときはやりがいを感じます。また複数人の業務を請け負うことで、多数の品目の状況を把握することができるので、幅広い知識を得られる職種だとも感じています。
松本支社
野菜部
H.K
2017年入社
活気ある朝の市場から野菜をお届けしています。
入社半年後から、チンゲン菜をはじめ5種類の野菜の仕入れと販売を担当しています。市場の朝は早く、毎朝5時半頃に出社。(勤務時間は支社により異なります。)全国の産地から夜の間に届いた野菜を仕分けし、スーパーなど小売店のバイヤーや仲卸業者、加工業者と商談しながらその場で価格と数量を決めて販売します。昼休みは2時間半と長いので一度自宅に帰って仮眠をとり、午後はデスクワーク。お客さまからの発注書を整理し、翌日以降の野菜の割り振りを考えます。
いいものを納めて、お客様に選ばれる営業に。
敷地内には他社の市場もあり、毎日100人超のお客さまが訪れます。その中で当社を選んでもらうには質のいい野菜をそろえるのはもちろん、お客さまとの誠実なコミュニケーションが重要。例えば「この量のピーマンをこの値段で買いたい」と希望されても、自然のものなので100% 応えられない時もあるし、逆に入荷が多く余ってしまうこともあります。
相手の希望に寄り添いつつ、いかに当社の利益を上げるかは、私たち担当者のコミュニケーションにかかっています。それだけ責任は大きいですが、いいものを納めて「ありがとう、また頼むね」と言っていただくと、すごくうれしいですね。お客さまと親しくなることも大切ですが、「買っていただく」という感謝の気持ちを常に忘れないようにしています。
松本支社
果実部
T.T
2016年入社
若手にもチャンスを与えてくれる職場。
“若手にも大きな役割を任せる”というのが会社の特色。1,000万円規模の品目から少しずつ経験を積み、仕事の感覚をつかんでいくのが通例です。私は入社4年目で果実の主力品目であるシャインマスカットの担当を任せてもらえました。上司からのアドバイスのもと、既存の顧客を大切にしながら新規の問い合わせにも丁寧に対応し、前年度比150%まで売上を急伸させることに成功したことは、大きな自信となりました。現在は、ぶどうを軸に愛媛県産の柑橘類なども担当し、トータルで数億円規模の仕事を任されているので緊張感はありますが、とてもやりがいを感じています。
松本支社の売上一番を目指したい。
売上高の規模が大きくなったことで、以前にも増して真剣に仕事と向き合えるようになりました。入社3年目ぐらいから、巨峰やナガノパープルといった大きな品目を任せてもらえるようになり、自分の中で意識が大きく変わっていくのを感じました。責任感ややりがいを感じられる仕事なので、「よしやるぞ」という気持ちで、日々目標に向かって取り組んでいます。目下の夢は松本支社で売上1位になること。目標額までは、あと数億円。2、3年で達成できるよう、気合いを入れて頑張りたいですね。
上田本社
総務経理部
M.Y
2015年入社
正確な経理業務と臨機応変の受発注。
取引先の入出金における正確なお金の管理をしています。日々、営業から上がる大量の売上伝票と担当する取引先への支払い伝票を照合し、金額の差異がないかを確認。合わない場合は何日もかけて計算したり、営業に聞きながら原因を探ったりと、入念なチェックを繰り返します。また、経理業務と並行して行っているのが、担当する取引先からの受発注業務です。先方の要望に対し、流通状況に応じて産地や規格を変更する場合が多々あるので、その都度、代替品の対応や追加受注に伴う送り状の作成、データ処理も行います。青果物の収穫最盛期の夏から秋は特に取り扱い品目が増えますし、連休やお盆、年末年始などの季節のイベント、取引先のフェアなどの企画時は受注量が増えるため、皆で協力し、間違いのないよう気を引き締めて取り組んでいます。
メンターとして後輩の手本に。
仕事で心がけているのは、社外からの電話には市場らしく明るく丁寧に応じ、社内では安心して仕事を任せてもらえるよう、笑顔で対応すること。そうした中で、現在はメンターとして新入社員の育成にも励んでいます。日々、仕事の面倒を見たり、困りごとがないか積極的に声をかけて相談にも対応。月1回の面談も行うほか、入社後3ヵ月は毎週の報告書にアドバイスも書き込んでいます。私も若手の頃はメンターをはじめとする先輩方に助けられて成長してきたので、今は手本になれるよう、電話応対での言葉遣いや、業務中の挨拶、勤務態度などに配慮。新入社員が周囲の協力を得つつ、自立した考え方と自らのペースで仕事に取り組めるよう、1年間をかけて育てていきます。